【第1弾】緊急企画 松尾弁護士 入所記念対談 - 大阪市で労使、飲食、M&Aに関する相談は「findaway法律事務所」へ

 

【第1弾】緊急企画 松尾弁護士 入所記念対談 


 

令和4年4月25日、新進気鋭の若手弁護士松尾雅史がfind a way 法律事務所のメンバーに加わった。

緊急企画として、松尾弁護士と代表を務める荒武宏明弁護士との対談をお届けする。

 

第1弾では、松尾弁護士の生い立ち、司法試験受験、入所に至る経緯などに迫る。

 

 

 

― 本日はよろしくお願いいたします。

 

荒武 : よろしくお願いします。

 

松尾 よろしくお願いします。

 

 

― では、松尾弁護士から簡単に自己紹介をお願いします。

 

松尾 : はい、4月に入所しました松尾雅史と申します。第一印象で「真面目そうで取っつきにくい人だと思ってた」と言われる  ことが多いですが、実際には全く逆です。人と出会うことや新しい物事を経験することに積極的で、あまり壁を作らないタイプです。

 

荒武 : 確かに、第一印象と今の印象はちょっと違いますね。もっともっと自分をさらけ出していってほしいですね。

 

 

- 松尾弁護士は、どんなお子さんだったのですか?

 

松尾  : 小学校までは非常に上昇志向が強くて意識が高い子どもでした。中学生くらいになってくると、違うことを考えだしました。このままでいいのだろうかと色々考えだして、ずれてずれて今に至るという感じですね。

 

荒武 : 小学生で意識が高いってどういうことですか(笑)。

 

松尾 : 自分が日本を背負っていくんだという感じですね。

 

荒武 : 小学生で?

 

松尾 : 小学生で。

 

荒武 : なるほど、そういう意識の高さですか。

 

松尾 : 当時は、思想も極端にリベラルでしたし。

 

荒武 : 小学生が?

 

松尾 : 小学生が。

 

荒武 : …中学生になって違うことを考えたというのは、どういう経緯でそうなったんですか?

 

松尾 : 何か出来事があったわけではないんですが、中一の秋くらいに、ふと空を見ていたら自分を見つめ直してしまって。

 

荒武 : 中一の秋で、自分を見つめ直したんですか(笑)。早熟なお子さんですね。それでのんびり生きようとかそんな感じですか?

 

松尾 : そうですね。(小学生の)あのままの勢いで突き進んでいれば、もっと早く弁護士になれていたかもしれません。でも、今の視野で振り返ると、きっと寂しい人生になっていただろうなとも思います。

 

荒武 : 高校から東大寺学園ですよね。それなら中学生でも勉強は続けたわけですよね。

 

松尾 : 勉強はしてましたね。まあ、勉強をする中でも、徐々に徐々に自分が柔らかくなってきましたね。

 

荒武 : 小学生が一番堅かったということですか(笑)。

 

松尾 : 塾に行っていた影響とかもあるかもしれません。

 

荒武 : ハードな塾だったんでしょうね(笑)。

 

 

- 松尾弁護士が弁護士になろうと思ったきっかけは何ですか?

 

松尾 : 段階的に動機が形成されているんですよ。因果関係が逆なんですが、法学部に入ったのが大きなきっかけですね。周りのみんなが弁護士を目指しているんで、法律に興味を持たないのが難しい環境でした。

 

荒武 : 大学の授業は真面目に出てたんですか。

 

松尾 : 授業は出てましたが、ガチガチの法学はあんまり勉強しなかったですね(笑)。民訴(民事訴訟法)とかは全然わかってなかったです。

 

荒武 : 確かに、民訴は小難しいですもんね(笑)。

 

松尾 : はい、強く背中を押してもらったのはロースクールですね。ロースクールで実務家の先生の話を聞いて、こういう働き方は幸せかもしれないと思いました。ロースクールはめちゃくちゃ楽しかったんで。

 

荒武 : ちょっと待ってください。ロースクールに行ったから弁護士になろうと思ったってことですか?

 

松尾 : 普通は、弁護士になりたいから法学部、ロースクールですよね。何ていうか、自分で決めたことに自分で影響を受けている状態ですね。

 

荒武 :  ちょっと何言ってるかわからないですね(笑)。

 

松尾 : (笑)大きな流れが作用しているんです。

 

荒武 : …うん。

 

松尾 : あと、大学時代に薬害や詐欺など、様々な事件の被害者様と出会ったということもあります。自分に力があれば手助けできたのに、と歯痒い思いをしていました。困っている人を助けるにあたって自分に最も適性のある職業は何か考えた結果、弁護士になろうと思いました。

 

荒武 : なるほど、それもロースクールに行った動機の1つということですね。最初の話ではちょっとよくわからなかったですからね(笑)。僕も法律に夢中なあまりロースクールに行ったので、弁護士になろうと思ったきっかけが説明しにくいのですが。

 

 

 - 松尾弁護士は他の仕事は考えたことはなかったのですか?

 

松尾 : 高校時代は医学部に行こうと思っていました。理系にいたんです。

 

荒武 : そうなんですか、僕も高3のセンター試験後まで理系だったので、同じですね。

 

松尾 : え、そうなんですね。…正直、(弁護士の)志望の動機というのはなかなか説明が難しいです。

 

荒武 : うん、そこは僕も同じですね。ただ法律の面白さに魅了されたというだけで、感動的なエピソードは特にない。先輩の経営者の方には、その法律へのモチベーションは最強じゃないかと言ってもらいましたけど。

 

松尾 : 僕の場合、弁護士になろうと思ってからが長かったです。

 

荒武 : そうですね、法律が大好き過ぎて、司法試験を5回も受けたんですね(笑)。

 

松尾 : はい(笑)。5回目の受験はコロナで延期になったこともあり本当に過酷でした。二度と受けたくないのと同時に、今となっては不思議なことに楽しい思い出でもあります。自分がたくさんの人達に支えてもらっていることに気づけたという点では、複数回受験も悪くなかったと思います。

 

荒武 : 4回目までは勉強をやり切ってなかったのですか?

 

松尾 : そうですね、もっとやり切れたかもしれません。

 

 - 1回で受かってやろうという感じではなかったんですか?

 

松尾 : 正直なところ特になかったですね。当時は、自分のことをあまり信じ切れていなかったように思います。良くないことですが、(受験回数が)まだ何回残っていると考えてしまっていましたね。

 

荒武 : 締切りが迫るとパフォーマンスがアップするタイプですか?

 

松尾 : まあ、ラストなので、アップさせざるを得なかったですね(笑)。

 

※司法試験はロースクール卒業後5年以内に合格しなければ受験資格を喪失する。

 

 

- 数ある法律事務所の中で、特にfind a way 法律事務所を選んだ理由は何ですか?

 

松尾 : ホームページを見た瞬間ですね。「こんな事務所は他にない」と思ってワクワクしました。

 

荒武  : 応募した事務所は(ホームページを)見ますよね。

 

松尾 : はい。それで、ここでなら自分らしい生き方を見つけられるかも知れないと。あと、事務所コラムの内容や写真から荒武先生の温和な人柄が伝わってきたこともありますね。実際お会いしてみると全くイメージそのままでビックリしました。

 

荒武 : それはありがとうございます(笑)。他にも内定はもらっていたんですよね。

 

松尾 : はい。ただ、希望していた大阪勤務にならなかったので、大阪での募集をあらためて探したんです。

 

 

- find a way 法律事務所のメンバーになって1ヵ月、どのように過ごしていますか?

 

松尾 : 自分のペースでタスクをやらせていただいています。ただ、のんびりし過ぎていまっている感じがするので、空き時間をもっと自己研鑽に充てていきたいですね。

 

荒武 : そうなんですか?じゃあ、もっとガンガン仕事を振らないとですね(笑)。

 

松尾 : まだもう少しいけます(笑)。でも、最近は空き時間で自己研鑽を進めていますよ。何か目的意識を持ってじゃないと、なかなか勉強ができなくて。

 

荒武 : 確かに、漫然と本を読むのではなくて、事件の中でわからないことを調べるほうが身に付きますよね。

 

松尾 : そうですね。事件とか相談で触れたことについて、目的意識をもって勉強すると思ったよりも続くと感じています。

 

荒武 : 弁護士は色々と教わるというより、自分で調べて考えて勉強しないといけないですからね。

 

松尾 : それはすごく実感していますね。

 

 

- 中に入ってみて、find a way 法律事務所はどのような印象ですか?

 

松尾 : 皆さんいい人ばかりで、事務所全体に明るい雰囲気が満ちています。新人にここまでよくしてくれる事務所はまずないと思います。

 

荒武 : そうですよね。この対談企画もかなり松尾さんにフィーチャーしてますからね。外からみたら「あいつら何をやってるんや」と思われそうですけど(笑)。

 

松尾 : ほんとですね(笑)。アットホームで、堅苦しい感じの法律事務所とは全然違います。その一方で、タスク管理などはシステマティックにキッチリされていますし、仕事の完成度にもプロ意識の高さが表れているように感じます。その辺りのギャップが面白いですね。

 

荒武 : 事務所のインテリアとかがこんな(おしゃれな)感じですからね。「遊び心はあるけど、仕事のクオリティは高い!」と思われたいですよね。

 

松尾 : そうですね。

 

荒武 : 気軽に話しやすいし、ハイレベルというところを目指したいんですよね。深刻な表情で相談に来られたのに、事務所オリジナルロゴTシャツをプレゼントして喜んでもらえたこともありましたよね。

 

松尾 : はい、あんなに喜んでもらえたら嬉しいですよね(笑)。

 

 

第2弾に続く